ハイキング
週末の過ごし方は、それぞれの国でいろんな過ごし方があって面白い。
ここケープタウンの人がよくやっているのが、
目の前にあるテーブルマウンテンに登ること。
職場の同僚に誘われて行ってきた。
特に夏はハイキング人口が多い。
登りやすいコースは、登山道で渋滞ができるほどらしい。
今回は、Devil's peakという、
全くの初心者コースよりはやや険しめのところに行くことになった。
夏でも朝晩は涼しいケープタウンだが、日中はやはり暑い。
太陽が昇る前に登り始めるのが常套手段。
朝6時前に家を出て、登山口に6時半には到着した。
今回のメンバーは、
南ア人の外科医と、ノルウェー人のガールフレンド、ブラジル人、日本人。
だいたいなにかやるとなると、
いろんな国の人間が集まるのが、海外の面白いところだ。
一番先頭で山道を突き進むのがノルウェー人。
彼女が生まれ育った北欧の国では、
週末に家族や仲間と登山するのが当たり前らしい。
「ノルウェー人は、ひたすら山の頂上を目指すのが好きなの!
自然が好きなら絶対ノルウェーに遊びに来るべきよ」
また行きたい国リストが増えてしまった。
休みを利用して南アに来たブラジル人とは、
10年くらい前にブラジル旅行したときのトークで盛り上がった。
話をしていたら、またあの国に行きたくなった。
結局2時間弱ぐらいで山頂に到着した。
たった2時間の登山でも、たどり着いたときのみんなの盛り上がりはすごい。
眼下にはケープタウン市街が見下ろせる。
登山した頂上から街が見えるのは不思議な感じだ。
まだ時間は8時。
降りて朝メシ食って一度解散し、夜にまたみんなで集まってお疲れさま会をした。
そこにはさらに南ア人とウガンダ人も加わった。
賑やかなハンバーガー屋。
店員のお姉さんのノリもいい。
酒飲みながら、初めて会った人も前から知ってる人も、みんなで大声で笑った。
英語という共通言語で、いろんな国の人とつながれる。
ケープタウンの週末、最高だ。