リアルアフリカ

ナイジェリアのラゴスという危険で有名な街に来た。

別に好きこのんでここを選んで来たわけじゃない。

アフリカ小児外科学会という、存在すら初めて知った学会で発表するためだ。

 

病院の同僚にラゴスに行くと話すと、

 

「絶対に外を歩いちゃダメだよ」

「クレジットカード使ったら、2回切られて、数ヶ月後に一文無しになるよ」

 

などといった忠告をもらった。

ケープタウンの人が言うんだから相当なんだろう。

 

空港着いたときから雰囲気がまるで南アとは異なる。

どこ行ってもヤバそう。

まず肌の色の黒さがヤバい。

これだけで怖い。

 

南ア来たときはヨーロッパっぽくて拍子抜けした感があったが、

ここはリアルアフリカだ。

 

医者は南アから3人、ヨーロッパから10人近く来ていて、

全員、街で一番高級なホテルにバスで連行された。

 

空港で待たされたり、

やっと来たバスがボロかったり、

ようやく出発したと思ったら運転手が道を間違えたりするのを見て、

日本での学会のホスト側の大学医局が

いかにきめ細かに手配しているか、

そのすごさを思い出された。

 

ホテルの駐車場に入るためには警備員のいるゲートを通らなければならず、

これを越えればちょっと安心な感じ。

 

 ホテルはさすが最高級、エアコンもあるしシャワーもちゃんとお湯が出る。

 

明日も会場までバスで送迎されるということなので、

危険にさらされることはないだろうが・・・

 

まあこのブログは生存確認くらいでご活用ください。